2016年2月29日月曜日

科学するブッダ 犀の角たち

著者:佐々木閑
発行所:KADOKAWA
編集:角川学芸出版

カバー 表1 “\(\displaystyle R_{ij}-\frac{1}{2}Rg_{ij}+\Lambda g_{ij}=\frac{8\pi G}{C^4}T_{ij}\)”→“\(\displaystyle R_{\mu\nu}-\frac{1}{2}Rg_{\mu\nu}+\Lambda g_{\mu\nu}=\frac{8\pi G}{c^4}T_{\mu\nu}\)”
p.123 ll.16ff. “役立たず遺伝子に変異が起こったとしよう。しかしそこはもともと役立たずの遺伝子だから、そこがどう変わっても、体にはなんの影響もない。” ?
p.152 l.10 “対角線論法である(図4)。” 通常、対角線論法と呼ばれる論法は、図4のような論法ではない。
p.153 図4 “カントールによる対角線論法” 同上。
p.166 ll.16ff. “ところがゲーデルが編み出した「論理思考の数字化」という方法を用いて問題をつきつめていくと、「その数学体系が無矛盾な場合、つまり完全である場合には、その体系を使って正しいということが証明できないような真理が必ず存在する」という結論が出てきてしまう。それだけではない。さらには、「無矛盾な数学体系においては、その体系が無矛盾であることを証明することはできない」という一層衝撃的な事実も確定する。完全な数学体系では、真理なのに証明できない事柄が必ず入ってきてしまう、そして、完全な数学体系は自分が完全だということを決して示すことができないというのだから、ヒルベルトが考えたような、真理ならば必ず証明できるという数学の殿堂は絶対にないということになる。”→“ところがゲーデルが編み出した「論理思考の数字化」という方法を用いて問題をつきつめていくと、「その数学体系が無矛盾な場合には、その体系を使って正しいということが証明できないような真理が必ず存在する」という結論が出てきてしまう。それだけではない。さらには、「無矛盾な数学体系においては、その体系が無矛盾であることを証明することはできない」という一層衝撃的な事実も確定する。ヒルベルトが考えたような、真理ならば必ず証明できるという数学の殿堂は絶対にないということになる。” 数学的な文脈の中で“完全”という数学用語を一般的な意味で用いているため、意味不明になっている。
p.168 l.12 “数学がもし仮に一個の完全な体系として構築されたとしたなら、その体系に閉じこもっている限りは、正しいことを証明することのできない真理がある” 同上。

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