2017年1月26日木曜日

高等学校 物理Ⅰ 改訂版 (物Ⅰ 013)

著作者:兵藤申一,福岡登,高木堅志郎,植松恒夫,酒井啓司,下田正,山崎和夫,阿部幸夫,池山繁成,川内正,岸澤眞一,倉庸康,檀上慎二,筒井和幸,中川人司,中山収作,株式会社 新興出版社啓林館 編集部
発行所:啓林館
平成18年3月7日検定済

p.259 “\(r^2=(2R-d)d\) となる。 \(d\) は \(R\) や \(r\) に比べて十分小さいので,\(r^2\fallingdotseq2Rd\) とみなせる。中心(\(m=0\) とする)から数えて\(m\)番目の暗い輪の半径\(r\)は,弱め合う条件が\(2d=m\lambda\) であるから,\(r^2\fallingdotseq m\lambda R\)
\(r>0\) より,
\(\phantom{MM}r=\sqrt{m\lambda R}\quad(m=0,\ 1,\ 2,\ \cdots\cdots)\)
となることがわかる。” 最終的に導きたい公式 \(r=\sqrt{m\lambda R}\) は \(r\) の小さい場合(特に \(r=0\))でも適用したいものなので、その導出に \(d\ll r\) や \(r>0\) といった条件が用いられているのは好ましくない。適切な導出法は以下のようになる。
“\(r^2=(2R-d)d\) となる(これは\(r=0\)または\(d=0\)でも成り立つ)。よって \(d=R\pm\sqrt{R^2-r^2}\) \(R>r\geqq0\) と \(R>d\geqq0\) より, \(d=R-\sqrt{R^2-r^2}\) \(r\) は \(R\) に比べて十分小さいので,
\(\displaystyle\phantom{MM}d=R\left[1-\sqrt{1-\left(\frac{r}{R}\right)^2}\right]\fallingdotseq R\left[1-\left\{1-\frac{1}{2}\left(\frac{r}{R}\right)^2\right\}\right]=\frac{r^2}{2R}\)
中心(\(m=0\) とする)から数えて\(m\)番目の暗い輪の半径\(r\)は,弱め合う条件が\(2d=m\lambda\) であるから,\(r^2\fallingdotseq m\lambda R\)
\(r\geqq0\) より,
\(\phantom{MM}r=\sqrt{m\lambda R}\quad(m=0,\ 1,\ 2,\ \cdots\cdots)\)
となることがわかる。”
なお、この導出法をそのまま修正案とすることはできない。何となれば、長すぎて紙幅に余るからである。ちなみに、ここで用いた近似法はp.252でも用いられているので、使用に問題は無いだろう。

2017年1月25日水曜日

中世実在職業解説本 十三世紀のハローワーク

著者:グレゴリウス山田
発行所:一迅社
2017年2月1日 初版発行

p.36 能力 “戦闘適正高し”→“戦闘適性高し”
p.49 中国~匪賊天国~ “多民族の侵入”→“他民族の侵入”
p.63 ハンターVS.ハンター “例え味方になっても”→“たとえ味方になっても”
“前項で”→“左ページで” 後者は字数が多いので、単なる置き換えによっては修正できない。
p.65 戦う司祭? “戦闘にも適正がある”→“戦闘にも適性がある”
p.105 クネヒト精神と共同体 “全ての全兵士からなる全体集会” ?
“例える”→“譬える”or“喩える” 元のままで良い気もします。
p.124 “例に上げる”→“例に挙げる”
p.139 塔守さんあれこれ “服の三角形”→“服の菱形”
p.140 ウェスタの処女 “例え政府の高官でも”→“たとえ政府の高官でも”
p.144 白河印地 “民衆たちの間に自然発生的に沸き起こる石合戦” “沸き起こる”?
p.153 シールドバッシュ “ゲーム「グラディエーター RTM」”→“ゲーム「グラディエーター RTF」”
p.170 倒錯する世界 “男が女の役をするする”→“男が女の役をする”
p.200 解説 “今世紀初頭まで”→“前世紀初頭まで”

以下の2箇所において表記が揺れている。
p.26 技能 “スワッドリング”
p.27 歴史の中の子供たち “スワドリング”

以下の2箇所における整合性が取れていない可能性がある。
p.137 犬神人の政治学 “天台番長”
“延暦番長”

2017年1月22日日曜日

竜と勇者と配達人

著者:グレゴリウス山田
発行所:集英社

第1巻
ISBN978-4-08-890566-2
C9979 ¥630E
雑誌44283-66
2017年1月24日[第1刷発行]
p.38 “魂を呼び戻し、組成させる”→“魂を呼び戻し、蘇生させる”
p.168 “信じ込んでいたよデスね”→“信じ込んでいたようデスね”

第2巻
ISBN978-4-08-890746-8
C9979 ¥630E
雑誌44285-46
2017年10月24日[第1刷発行]
p.86 6コマ目 “treel\nWith”→“tree;\nWith”
p.156 6コマ目 “こういう時は\n「上に報告が」\n正解なんだがねェ”→“こういう時は\n「上に報告」が\n正解なんだがねェ”
p.207 “中世人も割りと知っていた”→“中世人も割と知っていた” どちらでも良い気もします。

第3巻
ISBN978-4-08-891018-5
C9979 ¥630E
雑誌44225-18
2018年5月23日[第1刷発行]
p.183 3コマ目 “だってほら\n戦士の活動は\nすべからく\n記録するのが\n収穫祭ですし?”→“だってほら\n戦士の活動は\nことごとく\n記録するのが\n収穫祭ですし?”or“だってほら\n戦士の活動は\n何としても\n記録するのが\n収穫祭ですし?”

第4巻
ISBN978-4-08-891155-7
C9979 ¥630E
雑誌44226-55
2018年12月24日[第1刷発行]
p.159 4コマ目 “猫さん”→“〝猫〟さん” 他の箇所では“〝猫〟”と表記されている。わざとかもしれません。

「よつめのユリアドルス」の表記が統一されていない。該当箇所は下記。
第1巻 p.135 4コマ目 “四つ目のユリアドルス”
第2巻 カバー下 表4 “「四ツ目」の魔術教室”(2ヶ所)
第2巻 p.172 “四ツ目の\nユリアドルスまじゅつ教室”
第2巻 p.192 “二つ名が〝四つ目〟”
第4巻 p.57 2コマ目 “四ツ目の師匠”
第4巻 p.65 1コマ目 “四ツ目…\nユリアドルス”
第4巻 p.187 6コマ目 “まじゅつし\n四つ目のユリアドルス”
第4巻 p.188 2コマ目 “ヤング\n四つ目”
第4巻 p.190 5コマ目 “「四ツ目」の紋章”
第4巻 p.190 6コマ目 “四ツ目のお師匠様”
第4巻 p.195 7コマ目 “四ツ目の\nお師匠様!”
第4巻 p.195 7コマ目 “魔術師\n四ツ目のユリアドルス”
第4巻 p.204 1コマ目 “四ツ目の師匠”

2017年1月20日金曜日

ガーリッシュ ナンバー

原作:渡 航
漫画:堂本裕貴
キャラクター原案:QP:flapper

第2巻
p.42 1コマ目 “今なぜ逆説で\nフォローされたのか”→“今なぜ逆接で\nフォローされたのか” どちらでも良い気もします。

2017年1月8日日曜日

そんな未来はウソである

著者:桜場コハル
発行所:講談社

以下の3箇所における整合性が取れていない可能性がある。しかし、第6巻 p.64 4コマ目に“弁護士”と書かれているので、おそらくわざとである。単に白石マドカの未来が変化したか、もしくは白石マドカが複数の業種を経験するということなのだろう。
第4巻 p.123 “私 弁護士に\nなろうかなーと\n思って――”“なれるよ”
第5巻 p.67 3コマ目 “ミツキに\n医者になれる\nって言われたし”
第6巻 p.64 2コマ目 “「タレントさんに\nなれるよ」って”

2017年1月7日土曜日

暗殺教室

著者:松井優征
発行所:集英社

第18巻
p.154 ♡チェックリスト♡ ③ “心臓がもたれる” ?

2017年1月6日金曜日

読まずに死ねない哲学名著50冊

著者:平原卓
発行所:フォレスト出版

p.254 *最後の審判 “世界の終末時、千年王国に人類が神によって裁かれること。”→“世界の終末時、人類が神によって裁かれること。” ?
p.364 “もし因果関係で行動が左右されるのであれば、どのような状況であろうと、アリは同じ行動をするはずである。” 刺激と反応との間に因果関係を認める“反射学説”では、身体のまわりの状況によってアリの行動が変わってもよいので、この文は文脈に合っていない。