2018年3月4日日曜日

エロマンガ表現史

著者:稀見理都
発行所:太田出版
(2017年11月9日第1刷発行)
2017年12月18日第4刷発行

p.004 “知る人は少ない。\nそしてその春画の時代に”→“知る人は少ない。そしてその春画の時代に”or“知る人は少ない。\n そしてその春画の時代に”
p.008 l.2 “研究者がいなかったらこそ、”→“研究者がいなかったからこそ、”
p.009 l.5 “ポテンシャルを秘めたのジャンル”→“ポテンシャルを秘めたジャンル”
p.018 “バロメーターとしてと言っても”→“バロメーターと言っても”
p.020 “創世期からのと大まかな流れ”→“創世期からの大まかな流れ”
p.024 l.2 “表現ししたりもしていた。”→“表現したりもしていた。”
p.028 l.14 “中西やすひろの『Oh! 透明人間』”→“中西やすひろ【図1-10】の『Oh! 透明人間』”
p.31 “徹することないところが少年誌とは異なるところだろう” 日本語が不自然な気がします。
p.032 “上村純子の『いけない! ルナ先生』(一九八六、講談社)【図1-16】”→“上村純子【図1-16】の『いけない! ルナ先生』(一九八六、講談社)”
p.036 “この言葉が世間(主に男性に)広がった。”→“この言葉が世間(主に男性)に広がった。”
p.038 “自由に解放されからこそ表現できた”→“自由に解放されたからこそ表現できた”
p.040 “男性読者は気にしていなかったは思うが、”→“男性読者は気にしていなかったとは思うが、”
p.042 l.4 “劇画の方にあった話してくれた。”→“劇画の方にあったと話してくれた。”
l.15 “■藤があった証言している。”→“■藤があったと証言している。” ■は葛の俗字・11画。
p.044 l.7 “マンガ”→“まんが” p.045 図1-26参照。
l.8 “発展してきた。”→“発展できた。” 同上。
l.9 “彼女たち”→“彼女達” 同上。
p.048 l.10 “左右に押しやられたりる。”→“左右に押しやられたりする。”
l.11 “振動するーーと、”→“振動する――と、”
p.052 “すなはち、大きさ以外のパラメータを”→“すなわち、大きさ以外のパラメータを” わざとかもしれません。
“それまでの美少女コミックは、アニメチック、リアル描写から離れた、デフォルメを基調にして描かれたマンガをベースに進化してきたリアルから離れるが故に、” ?
p.056 l.3 “という事ことでもあろう。”→“ということでもあろう。”
l.5 “作家のが多く登場する”→“作家が多く登場する”
l.9 “橘線セブン”→“橘セブン”
l.17 “光りの効果”→“光の効果” どちらでも良い気もします。
l.18 “ひとつにCG技術が上げられ”→“ひとつにCG技術が挙げられ”
p.058 l.1 “画材の進化のより、”→“画材の進化により、”
p.061 上段 l.9 “あるのとないとでは”→“あるのとないのとでは” どちらでも良い気もします。そもそも、発言をそのまま書いただけかもしれません。
p.062 上段 “ハイライトやその他の光りの具合”→“ハイライトやその他の光の具合” どちらでも良い気もします。
p.064 上段 l.18 “ハイライト、光りの効果”→“ハイライト、光の効果” どちらでも良い気もします。
p.065 下段 l.2 “マンガ的な記号化してしまった”→“マンガ的に記号化してしまった”or“マンガ的な記号化をしてしまった” 発言をそのまま書いただけかもしれません。
p.067 “登場人物がおっぱいが急激にインフレ”→“登場人物のおっぱいが急激にインフレ”
p.068 l.13 “その存在はてほとんど虚空間に存在”→“その存在はほとんど虚空間に存在” “存在”が被っているのも少し気になります。
p.070 “生々しく表現できいる”→“生々しく表現できている”
p.072 “の、二つの路線とで大きく進化を遂げた。”→“との、二つの路線で大きく進化を遂げた。”
p.075 ll.5f. “転換―\n―パラダイムシフト”→“転換\n――パラダイムシフト” “―”は分離禁則の対象であることが多い。
p.076 l.17 “「(前略)”→“(前略)
p.078 l.2 “残像手法など……(後略)” 引用元を確認できていませんが、“……”は必要なさそうな気がします。
“定義は以下でになる。”→“定義は以下になる。”
p.082 “\nではなぜ、この”→“\n ではなぜ、この”
p.084 l.13 “見つかっていないことため、”→“見つかっていないため、”
p.088 下段 ll.17f. “見えるか?\n というのを自分なりに考えたんです。”→“見えるか?\nというのを自分なりに考えたんです。”
p.096 “うたたねひろゆきが最初に商業誌で「乳首残像」を描いた作品は『TEA TIME6』(一九八九、白夜書房)という、同人誌作品の再録アンソロジーに掲載された「MIRROR」だ【図2-16】。詳しい説明は後のインタビューで述べられるが、実は「MIRROR」だけ同人誌再録作ではなく、このアンソロジーが初出の新作であった。うたたねひろゆきはこの作品以前の同人誌作品で既に「乳首残像」を描いており、その原稿が描かれたのは八八年頃だ。” 後のインタビュー(p.098)で述べられているのは、『TEA TIME 5』に収録された「暴れん坊少年」が同人誌作品でないということである。pp.098–102のインタビューにおいて「MIRROR」は触れられていない。
p.101 下段 l.13 “方法にな変化があった”→“方法に変化があった”
p.108 l.5 “神経がを注がれ、”→“神経が注がれ、”
p.116 “分身の術のように見ている方が実態を忘れてしまう”→“分身の術のように見ている方が実体を忘れてしまう”
p.118 “実際にには見ることができない”→“実際には見ることができない”
p.120 l.8 “残像ずる”→“残像する”
p.127 2-59. “漫画:長谷見沙貴、脚本:矢吹健太朗”→“脚本:長谷見沙貴、漫画:矢吹健太朗”
p.130 “「触手」とはすなはち”→“「触手」とはすなわち” わざとかもしれません。
p.136 “タコは古語(または特定の地域で)で「デビルフィッシュ」と呼ばれていた”→“タコは古語(または特定の地域)で「デビルフィッシュ」と呼ばれていた”
p.138 l.13 “文化がは”→“文化が”or“文化は”
p.139 l.4 “』週刊漫画Q”→“『週刊漫画Q”
l.6 “発見されている。【図3-8】”→“発見されている【図3-8】。”
p.155 l.12 “触手ユニット一号”→“触手ユニット1号” p.156 図3-19参照。
p.156 3-18. “ちみもりお”→“ちみもりを”
p.158 l.2 “佐原一光が『エンジェルヒート』(一九九〇、大洋図書)で表現した”→“佐原一光が『エンジェルヒート』(一九九〇、大洋書房)で表現した”
l.6 “『内臓レディー』”→“『内臓レディ』”
“「内臓レディー」”→“「内臓レディ」” p.159 図3-28参照。
p.159 l.9 “(一九八四)、【図3-29】”→“(一九八四)【図3-29】、”
p.388 3-18 “ちみもりお”→“ちみもりを”
3-26 “『COMIC ポプリクラブ』1990年3月号”→“『コミックポプリクラブ』1990年3月号”

文中の“!”や“?”の後ろに空白を入れるかどうかが統一されていない。
空白を入れているのは
p.061 上段 “活きるな! と思ったんです。”
p.066 下段 ll.7f. “どうなんだ? って。”
p.088 上段 l.12 “それはよかった? です(笑)。”
下段 ll.17f. “見えるか?\n というのを自分なりに考えたんです。” 上述のように、この空白は誤記に当たる。
p.091 上段 l.1 “やりたい! という熱意”
p.093 上段 l.5 “いいんだ! って。”
p.101 上段 “なるんじゃないかな? と思った”
p.104 “発見した! などとは思っていなかったはずだ。”
p.110 l.1 “必要だ! と作家たちが”
p.126 l.4 “「残像」が! というシーン”
p.148 下段 l.11 “どうなのよ? と思う”
p.150 下段 l.1 “いけるんじゃない? と思った”
p.158 l.5 “触手か? と驚かされる”
空白を入れていないのは
p.028 l.2 “妄想も!という”
p.066 下段 l.1 “かかってるんだよ!と。”
である。ちなみに、行頭・行末処理を含めた他の例としては、
p.093 下段 ll.13f. “こだわらないんだ?\nと思っていました。”
がある。

本の題名と巻数との間に空白を入れるかどうかが統一されていない。該当箇所は下記。
p.096 l.5 “『TEA TIME6』”
p.097 E. “『TEA TIME 5』”
PROFILE “『TEA TIME 5』”
p.098 上段 “『TEA TIME 5』”(2ヶ所)

動詞「おこなう」の送り仮名の付け方が統一されていない。該当箇所は下記。
p.003 “調査を行なったドキュメント”
p.005 l.9 “行なわれて”
p.018 “発展が行われてきた部位”
p.020 l.10 “先行研究も行われている。”
p.032 l.13 “行われる”
p.034 l.9 “行う”
p.042 l.2 “行なった”
p.054 l.12 “行なわれて”
p.110 l.18 “行われた”
p.134 l.2 “行う”
p.140 l.3 “行いそう”

動詞「あらわれる」や名詞「あらわれ」の送り仮名の付け方が統一されていない。
「現われ」と表記されているのは
p.008 l.16 “説得力となって現われるのかもしれない。”
p.124 “危機感の現われ”
「現れ」や「表れ」と表記されているのは
p.005 l.5 “額に現れる怒りの筋、”
p.034 l.7 “売り上げとして表れ、”
p.049 “青年誌でも現れ始め”
p.050 l.1 “現れてくる。”
p.075 l.4 “現れた、”
p.109 “徐々に現れ始め、”
p.118 “「乳首残像」が現れること”
“「乳首残像」が現れる。”
p.124 “少年誌に現れる”
である。

動詞「あげる」を漢字で表記するか仮名で表記するかが統一されていない。該当箇所は下記
p.050 l.11 “が挙げられるが、”
p.054 l.16 “などのヒロインをあげている。”
p.056 l.13 “「質感」の進化が挙げられる。”
l.18 “ひとつにCG技術が上げられ” 上述のように、これは誤記に当たる。

「という」(広辞苑 第七版 第一刷 p.131 いう【言う・云う・謂う】 二 ④)を漢字で表記するか仮名で表記するかが統一されていない。
漢字で表記されているのは
p.090 上段 l.18 “と言う感じ”
p.091 上段 l.3 “と言う事だ”
p.124 l.3 “発展していると言うこと”
であり、 仮名で表記されているのは、例えば、
p.028 “妄想も!という青少年達の意識の変化”
l.3 “ヒロインという存在”
p.056 l.3 “という事”
p.088 下段 l.18 “というのを”
p.90 下段 “という気持ちで作った作品”
p.091 上段 l.1 “という熱意”
“『ザ・フライ』という映画”
“徐々に女の子になっていくという、誰もやった事がなかった性転換シーン”
p.092 上段 l.2 “斜線残像という別の表現”
p.093 下段 l.5 “どうなるかというイメージ”
l.7 “という部分”
p.094 “半波長ずつずらすという、”
p.095 l.15 “壊れてしまった、という逸話”
l.17 “という作品”
p.096 l.6 “という、同人誌作品の再録アンソロジー”
“デビュー時であるという共通点”
p.098 上段 l.4 “という作品”
l.5 “という同人誌アンソロジー”
l.8 “というアンソロジー”
ll.11.f “という事で、”
l.15 “という不思議な形”
l.17 “という方で、”
“デビュー前ということも”
p.099 上段 l.12 “という意識”
l.15 “描いてくださいという依頼”
下段 l.9 “という不思議な同人誌”
p.100 下段 l.3 “凄いな」という印象”
“印象を強く持ったというのはある”
“洗練されてきたという印象”
p.101 下段 ll.2f. “着かれたということ”
l.13 “あったということ”
l.16 “利用したという。”
p.102 下段 l.5 “見えるという。”
p.104 l.2 “生み出されたという事”
“という作家としてのプライド”
“魅了しようという姿勢”
p.105 l.10 “評価されていないということ”
p.106 “八八年だという事”
p.108 “爆発的に伝播するという時期”
“新しい表現に挑戦したいという気持ち”
l.5 “させるか、という点”
l.8 “いこう、という戦略”
などである

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